やはり親や教師に叱られたことのない連中はひ弱だね。
肉体的暴力に訴えるのは最低だが、少しばかりの言葉でこんな相談をするようでは、国際的には務まらない。
「仕事は遅いクセに飯は早い」などと言われたら、「早飯、早○○芸のうち」と軍隊にいたおじいちゃんから教わりました、くらい言えないのかね。それでもなお怒り続けるような上司だったら、辞めればいいだけだ。
外資でしか経験がないので何とも言えないのだが、「今すぐ私物をまとめて社員証を返却、電話は使ってはいけない」などといつ言われるかわからないので、そちらの方がずっと緊張すると思う。
一度同僚のJohnと二人で、上司のMikeから叱られたことがあった。原因が何だったか忘れてしまったが、投げつけられた暴言に二人とも噴出して、その場はチョンとなった。
"I have these two f**king guys here in Tokyo,,,,,"
Mikeは海軍兵のせがれで、父親とともにあちこちを転々とし、夢は老後をSan Diegoで暮らすことであった。肉は常によく焼いたものを食べていた。寿司なんかとんでもないという輩であった。
一度レストランでステイキを注文した時、私がレアをたのんだら「K(私の名前)、俺のいる前でレアなんか頼むな。今度そんなことをしたら、おまえはくびだ!」そしてウエイタに向かって"very,very well-done!"と怒るように注文していた。
すぐ怒鳴る上司だったが、怒鳴ることに愛嬌があった。もっとも彼はほどなく首になったが。もっともbit byteの区別もできないやつだったので仕方がなかった。
暴言にしか頼ることができない上司も情けない。暴言を吐いたら、フォローしなければいけない。それができないような上司の下に着いたら、どちらかが転勤するまで待つか、辞めるかしかないのだ。
上司たるもの、「勤務評定」というか「人事考課」という生殺与奪の権利を持っているのだから、それを最高限度に使えばよいのだ。使い物にならない社員は人事部に預けるとかすればよいのだ。
最近よく聞くのは「追い出し部屋」とかいうのがあって、そこへ配属されたら仕事は何も与えられなくて、一日中ボォ~っとしているだけ。部屋には窓もない。屠殺場へ送られる牛のようなものだ。
こういうのもパワハラなのかなぁ?
しかし一つだけはっきり言えるのは若者たちが実にひ弱になってしまったこと。男女関係において、女性から「あなたやさしい人」と言われることは、必ずしも褒め言葉ではないことを忘れてはならない。
親も教師ももっと叱ってもいいのではなかろうか?確かにモンスター・ペアレントなどの存在はウザイものではあろうが、優しい親や教師ばかりでは子供は育たない。
厳しさがないことが最大の問題で、確かに単なる暴言と厳しさは次元が違う。
でもね、上司から「ばかやろー!」と言われたくらいで、反省したり、「なにくそ!」と思わずにこんな相談機関へ泣き込むようでは、敵国支那や南朝鮮には勝てないね。
Spare the rod, spoil the child.
誰だ、「かわいい子には旅させろ」などとトンチキな訳をする奴は!「ぶんなぐらなきゃぁ、餓鬼は育たん」と訳すべきだ。
「仕事遅いくせに飯は早い」「ミス3回でクビ」 パワハラ相談、過去最多
労働者と使用者間のトラブルを扱う全国の労働局の「個別労働紛争解決制度」に寄せられた職場の「いじめ・嫌がらせ(パワハラ)」に関する相談が、平成25年度は5万9197件となり、過去最多を更新したことが30日、厚生労働省の集計で分かった。労働トラブル全体の相談は、24万5783件で前年度より3・5%減った。
集計によると、パワハラにまつわる相談は、前年度比14・6%増で、「解雇」や「自己都合退職」にまつわる相談を上回り、最も多かった。厚労省は「パワハラという言葉が普及し、事業主が改善に取り組むべき問題という認識が広がったため」と分析している。
相談には、上司から「仕事が遅いくせに、飯を食うのだけは早いな」「ばか野郎」などと繰り返し暴言を受けた事例や、契約社員が支店長から「ミスを3回したらクビだ」と言われて精神的に追い込まれた事例などがあった。
「死ね」「口答えするな」などの強圧的な言葉や、「俺に従わなければ出世できない」「お前はいらない」など人事権を振りかざす暴言も見られた。頭をたたく、後ろから蹴るなどの暴力もあり、精神疾患になったり、退職に追い込まれたりする例もあった。
一方、労働局雇用均等室が25年度に扱った男女雇用機会均等法関連の労働者からの相談では、妊娠しても病院に行く時間を与えられなかったり、出産を理由に不利益な取り扱いを受けたりする「マタニティーハラスメント(マタハラ)」に関する相談が3371件と前年度より469件増加。相談の過半数はセクハラに関する相談(6183件)だが、ここ数年は減少傾向となっている。