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首相に求められるのは「誠実な人柄」よりも強烈な個性                              首相発信にフォロワー急増 SNS炎上の危険も

紙面上の見出しは「『誠実な人柄』アピール」。

誠実さは必要条件だが、それが前面に出てはいけない。

支那、南北朝鮮、ロシアと言う核保有で邪悪な国々に囲まれている日本。

誠実さがウリではやっていけない。

高市早苗氏のようにはっきりと「中国は敵だ」(←クリック)とか靖国参拝継続を宣言するとか、そういう強さを感じさせてほしい。

誠意とか誠実さと言うのは国際社会の中ではどうでもいいことだ。

誠意を捨てよ、ワルになれ!



産経ニュース
首相発信にフォロワー急増 SNS炎上の危険も

2021/10/25 20:22政策

岸田文雄首相が、SNS(会員制交流サイト)を活用した発信を強化している。8月までは数万だったツイッターのフォロワー数は9月の自民党総裁選を通じて急増。今月25日時点で40万を超え、立憲民主党の枝野幸男代表の18万を大きく上回る。フォロワー数240万を誇る河野太郎前ワクチン担当相や229万の安倍晋三元首相には遠く及ばないが、徐々にSNSでの存在感を高めている。

「本日、衆議院を解散いたしました」

首相が14日夜、ツイッターに投稿するとすぐさま1万件以上の「いいね」がついた。7日夜に関東地方で最大震度5強の地震が発生した際は「最新情報を確認しつつ、命を守る行動を取ってください」「官邸に入ります」と立て続けに発信した。

政策だけでなく、親しみやすさを意識した投稿も目立つ。自民党総裁に選出された9月29日夜には裕子夫人お手製のお好み焼きの写真を投稿し、「一生忘れられない美味(おい)しさでした」とつづると37万件以上の「いいね」を集めた。今月11日にはプロ野球・広島カープのドラフト指名選手への激励メッセージを投稿した。堅い内容が中心だった菅義偉前首相とは対照的で、政策だけでなく「誠実な人柄」を訴えたいとの思いがにじむ。

ただ、SNSの多用は「炎上」に巻き込まれるリスクもはらむ。昨年4月、当時首相だった安倍氏が新型コロナウイルス対策としてステイホームを呼びかけるため、自宅ソファでくつろぐ動画を投稿した際には賛否の声が巻き起こり、火消しに追われた。

SNSは発信が容易で、すぐに拡散されるため、多くの人にメッセージが届きやすいが、一歩対応を誤ると政権に大きな打撃となる恐れもある。「発信力に欠ける」と評される首相の真価が問われそうだ。(石崎直人)

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面白そうな雑誌ですね

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緊急インタビュー

■岸田文雄(インタビュー:編集部)

中国には毅然 増税はしない

元首相、総裁選を語る

■安倍晋三×櫻井よしこ

高市早苗総裁にスイッチが入った瞬間

祝・政調会長就任!

■高市早苗

まだまだ吹かせますよ、高市旋風!


総裁選は大盛り上がり

■岩田 温

安倍晋三は救国の保守政治家だ

■髙山正之×山口敬之

朝日「憎しも憎し安倍晋三」の醜態

■門田隆将×藤井 聡

「河野太郎総理」なら国難だった

■長尾 敬

河野太郎はなぜ嫌われたのか

■阿比留瑠比

立民って変態の巣窟⁉

■氷川貴之

立民 枝野が食らった"毒まんじゅう"と"きびだんご"

■橋本琴絵×小林ゆみ×清水ともみ

高市さんだから言える「中国は敵」

総裁選の陰で

■田中秀臣

「矢野論文」は岸田倒閣の一矢

■髙橋洋一

給与はなぜ30年間上がらないのか

■長島昭久

日本のために菅(かん)さんと一騎打ち


皇統の危機――最悪の末路へ!

■竹内久美子

「ペテン師と駆け落ち」と報じられた恥

■竹田恒泰

天皇と国民の絆を断つ歴史的一大事

■谷本真由美

日本の命は眞子さんと小室さんの良識頼み

■宇山卓栄

「ならぬものはならぬ」となぜ言わぬ

「三つ巴の戦い」に急展開

■馬渕睦夫×saya

ディープステートが"中国斬り"に転換

ベンツ・ワーゲン……

■平井宏治

中国に吞み込まれたドイツの惨状

一体、誰のせい?

■川口マーン惠美

どんどん左傾化していくドイツ

いよいよ濃厚

■掛谷英紀

新型コロナ武漢ウイルス研究所流出説

胡散臭すぎるSDGs

■ジェイソン・モーガン

国連が振りまくSDGsに仕込まれた猛毒

激しい言論封殺との闘い

■有馬哲夫

我が韓流言論封殺との闘い

■原 英史

我が毎日新聞との闘争

尖閣は絶対に渡さない

■中山義隆

我が領土に標柱、どこがいけない

戸定梨香(Ⅴチューバー)を抹殺

■板倉節子

女性の夢と職を奪うフェミニストの暴走

エネルギー

■澤田哲生

原子力政策 岸田総理は決断を!

集中連載⑩

■渡辺惣樹

アレキサンドラ皇后とラスプーチン

グラビア

■田中和義

金色の里

■戸川淳

ニッポンの城

たたかうエピクロス

■古田博司

日本インテレクチュアルズの崩壊

独眼竜・政宗の国会通信

■和田政宗

電波利権との戦いが本格化

地球見聞録

■馬渕睦夫

岸田総理は脱中国を実現できるか

月報朝鮮半島

■西岡力

北朝鮮、臨時通貨発行の真相

歴史の足音

■中村彰彦

終戦秘話 キーナン主席検事をりつけた男

KAZUYAのつぶやき

■KAZUYA

SNS時代の論壇に求められるモラル

フォトエッセイ

■石平

石平が観た日本の風景と日本の美

■白川 司

Non-Fake News

■岡田明三

東医即妙

■田中和生

現代文学を読む

■居島一平

我に還らず

HEADLINE高論卓説、鉄壁のコラム陣

■加地伸行 朝四暮三

■日下公人 繁栄のヒント

■湯浅 博 文明の不作法

■島田洋一 天下の大道

■門田隆将 事件の現場から

■矢板明夫 美麗島遠眼鏡

■谷本真由美 日本人のための目覚まし時計

究極の選択:支那へ行くと逮捕・拷問されるか習隠蔽ウイルスに罹患する                               中国でコロナが再拡大 冬季五輪控えて北京緊張

戦時中の日本と同じで、あの国はいつも大本営発表の国。

これらの数字は大体10倍以上と思えば間違いない。

因みに昨日は日本全体で新規感染者は313人だった。



産経ニュース
中国でコロナが再拡大 冬季五輪控えて北京緊張

2021/10/25 20:04中国・台湾

【北京=三塚聖平】中国で、新型コロナウイルスの感染が再拡大している。秋の観光シーズンのため旅行客から市中感染が広がり、中国メディアによると25日までに11の省・直轄市・自治区で確認。1日当たりの全国感染者数は数十人規模(←???)とはいえ、感染拡大を許さない「ゼロコロナ」政策を掲げる中国では緊張が高まっている。

中国メディアによると、今回の感染拡大は陝西省西安で16日、上海から来た旅行客の夫婦がPCR検査で陽性と判断されたのが最初だった。2人は甘粛省や内モンゴル自治区も訪れていた。各地で大規模な検査が行われ、相次ぎ感染者が確認された。

24日までに確認された市中感染は、中国本土全体で150人超。国家衛生健康委員会の25日の発表によると、24日には全土で30人超の市中感染者を確認。同委は、感染力の強いデルタ株だと結論付けた。

北京でも市中感染者が確認されており、一部地域が封鎖された。北京市当局は24日、市中感染者が出ている地域に滞在歴がある市民に対し、当面は北京に入らないよう求める措置を表明した。今月31日に2年ぶりの開催を予定していた北京マラソンの延期も決めている。

北京では、来年2月に冬季五輪の開幕を控えている。来年秋の共産党大会で異例の長期政権実現を目指す習近平総書記(国家主席)は、冬季五輪の成功で求心力を高めたい考えとみられ、大会の円滑開催に向け関係者の緊張は余計高まっているようだ。

中国では今秋以降、デルタ株の感染拡大が広東、江蘇、福建の各省などで散発的に発生。そのたびに厳格な移動制限などを行い流行を押さえ込んでいるが、中国経済への悪影響も懸念されている。

©2020-2021 The Sankei Shimbun. All rights reserved.

Shakespeareには出てこないIdiomを教えてくれたことに感謝                                         日本の眞子さま・小室圭さん結婚報道、アメリカメディアはあきれながら見ている

何度も書いてきたのだが、私は某私立大学の文学部英文学専攻の出身。

卒論のテーマは18世紀英文学以前の文学に見られれる笑いの研究。だから中世フランス語のRabelaisも苦労して抜き読みをした。

現代フランス語で半過去を表す"ai"と言う語尾が中世フランス語では"oi"となったいたことなどは文献に接して初めて知った。

だからお恥ずかしい噺、今のアメリカやイギリスの新聞記事などは、見出しからは読み解けない単語が多すぎる。

そこで、真子さまの今回の結婚に関する報道でいろいろな「下司の」単語を学ぶことになった。

ありがたいことであった。

ただ引用した記事は朝日のものであるので、いつFC2が削除するかはわからない。


日本の眞子さま・小室圭さん結婚報道、アメリカメディアはあきれながら見ている
10/24(日) 11:22配信

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ロッシェル・カップの「見出しを読み解く」

イギリスのハリー王子とアメリカ人のメーガン妃が「メグジット」でイギリスを離れてアメリカで暮らすことになり、テレビに出演して心境を語った際、多くのイギリス人が驚愕(きょうがく)したのに対し、アメリカでは多くの人が応援した。

そのため、眞子内親王がcommoner(一般人)(←意味はわかるがこういう単語語があるのですねぇ)の小室圭さんとの結婚を控え、結婚後はアメリカで生活する予定であることや、それにまつわるcontroversy(論争)を報じる際、アメリカのメディアはいち早くハリーとメーガンになぞらえた。ニューヨーク・ポスト紙は、「お金なしのメグジット」とまで呼んだ。

この結婚に関するアメリカの報道を見ると、眞子さまと小室さんが結婚に至るまでに耐えてきた試練と苦難について、おおむね同情的に描写している。

結婚をめぐる論争は、「media frenzy(メディアの狂乱)」「nearly cyberbullying(ほぼネット上のいじめ)」(←cyberbullying初めてsでぃった単語です)「vitriol(辛辣な批評)」(←う~ん、しらなかった)や「a bruising gauntlet of media scrutiny and savage public commentary(傷つけるような激しいメディアの報道と世間の残酷な意見)」などと表現されている。この結婚は「endlessly and disapprovingly dissected(果てしなく、そして非難がましく分析されている)」(←dissect解剖しちゃうの?)とも説明されている。

小室さんが日本のメディアでどのように描かれているかを表すのにも、多彩な語彙(ごい)が使われている。「gold digger(金食い虫)」「shrewd hustler(抜け目のない詐欺師)」「possibly shady(おそらく怪しい)」「con man(ペテン師)(←知らなかった単語 Doukyou likeはだめか?)」などである。 一方、母親の佳代さんが日本のメディアでどのように描かれてきたかを報じる際には、「money-grubbing social climber(貪欲に金をためる立身出世ばかりを考える人)」「a black widow vibe(ブラックウィドウの雰囲気)(←Vibeねぇ)」といった言葉が使われている。また、母親と元婚約者との間の金銭的なトラブルをめぐる最初の報道があった後、日本のマスコミは小室さんに対して「insinuations(当てこすり)」を言ったり、「vilified(けなし)」たりし、その報道の仕方は、「piled on(大勢のグループで過剰にたたく)」ものであったと伝えている。

ポニーテール論争、アメリカメディアはどう伝えた
結婚前に、小室さんが日本に帰国した際の髪形(ポニーテール)をめぐる論争は、アメリカの記者たちから特に同情を受けている(アメリカの視点から見ると、本当におかしなことのように思えるから)。ニューヨーク・タイムズはこれを「hullabaloo(大騒動)(←こんな単語Shakespeareには出てこないよ)」と呼び、「Hungry for gossip, Japanese tabloids find chum in even the smallest issue(ゴシップに飢えた日本のタブロイド紙は、小さな餌にも食いつく)」と書いた。この件に関してインターネット上では「scathing(痛烈な)」コメントが殺到し、そしてニュースキャスターの態度は「tut-tutted(舌打ちする)(←Shakespeareだって理解できないよ)」ようだったと説明された。

米国の報道では、眞子さまは「staid(真面目過ぎ)」て「stuffy(堅苦しい)」皇室から逃げ出したいと考えているのではないかと、しばしば指摘されている。ニューヨーク・タイムズ紙は、結婚して皇室を離れる際に女性に与えられる多額の「一時金」を眞子さまが辞退したことに触れ、「fed up(うんざりしている)」ようだと評した。同紙の記事の小見出しの中には、「Keep Your $1.4 Million(あの140万ドルは結構ですよ)」「Running for the Exits(出口に向かって走っている)」というものもあった。

眞子さまのアメリカでの新生活を応援しているのはアメリカ人だけではないそうだ。ニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク在住の日本人女性たちは、眞子さまがニューヨークに到着したときに、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)とされる症状を克服し、日本のマスコミや宮内庁の監視から逃れることを願っているという。「皇室の一員として生活しているときは、まるで檻の中にいるようだった」と述べる日本人女性ジャーナリストの言葉も記事の中で引用されている。

個人的には、この意見に同感だ。眞子さまが婚約発表の時に小室さんに向けて見せた優しいほほ笑みは消え、その後の写真の雰囲気は違う。あくまで主観だが、彼女の気持ちをおもんぱかると、心の中で「私をここから出して!」と叫んでいるように見える。ニューヨーク・タイムズが選んだ「fed up」という言葉はまさにぴったりだと思う。

アメリカの伝統は、人生の再出発を可能にすることであり、それは他の国からアメリカにやってくる人々の重要な理由でもある。そのような動機から、キャスターの故・久和ひとみさんは、契約終了と離婚をきっかけにニューヨークでジャーナリズムを学びに行った。解放感を覚える経験ともなり、人生を変えることが出来た。彼女はその経験について『ニューヨークで見つけた! 新しい私』という本で書いている。眞子さまがニューヨークで新しい自分を発見し、パパラッチに写真を撮られたら、満面の笑みを浮かべてくれることを強く願っている。ご結婚を心よりお祝い申し上げます。(ロッシェル・カップ)

プリンセスの結婚が決まった。しかしおとぎ話のようなものではない。
A Princess Is Set to Be Wed. But It’s No Fairy Tale.
10月1日付 ニューヨーク・タイムズ紙

眞子内親王と一般人の婚約者圭:お金のないメグジット
Princess Mako and commoner fiance Kei: Megxit without the money
10月2日付 ニューヨーク・ポスト紙

日本の眞子内親王は結婚する予定でありながら、宮内庁はPTSDの原因がマスコミにあると主張する
Japan’s Princess Mako to Marry as Palace Blames Media for Her PTSD
10月1日付 ウォール・ストリート・ジャーナル紙

ハリーとメーガンについてはご存じでしょう。今回は、日本を騒がせている眞子さまと圭さんをご紹介します。
You’ve heard of Harry and Meghan. Now meet Mako and Kei, who have Japan in a tizzy.
9月28日付 ワシントン・ポスト紙

ロッシェル・カップ/朝日新聞社

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だからぁ、原発でどんどん安い電気を作ればいいだけの噺さ 、メルケル婆さんを嗤ってやろう                              【世界の論点】天然ガス高騰 欧州危機

化石燃料からの転化を自然エネルギーに頼ったことの罰が当たっているのだ。いい気味だ。

目下の技術としては原発しかないのだ。

自然エネルギーなどはまだ赤ん坊状態で、とてもじゃないが現在の化石燃料の代替物としてはチャンチャラケラケラセセラオカシイ代物。

殺人盛り土と太陽光発電           「行政に重大な過失」 熱海土石流、文書公表で遺族憤り(←クリック)でも書いたが、櫻井よしこ氏は進次郎坊やのたわけた太陽光発電案を高田純氏の発言を引用して非難している。

===

小泉氏は50年までのCO2排出の実質ゼロ目指して原発20基分、2000万キロワットのソーラー発電新設を主張する。そのためには100平方キロメートルの山林伐採が必要だと高田氏は語る。
「仮に100メートル幅の太陽光発電所を作ったとして、1000キロメートルのソーラー発電ベルトがなければ小泉氏の目標は達成できません。青森県から東京を過ぎて西日本の方まで、緑豊かな山々を裸の山にしてソーラー発電ベルトを作るのでしょうか。こんな自然大破壊を日本国民は望んでいません」

===

櫻井氏は熱海のソーラー発電所を暗に批判してあの大惨事のことを書いているのだが、ソーラーもそろそろ原点に戻って考える必要がある。

ただ一点、神奈川三バカトリオの一人紅の傭兵の倅が関与する日本端子はソーラーではもうかるのかもしれない。

ヨーロッパの慌て者どもが風力発電に頼った結果が、化石燃料の雄天然ガスにだっこにおんぶ状態になって慌てている。

ドイツ北部の海上風力発電の電気を南部の工業地帯に運ぶための送電線の設置で四苦八苦。

ドイツは風が強くて発電量が需要を上回った場合には近隣諸国にゼニを払って引き受けてもらっているありさま。

自然エネルギー発電のための賦課金でEnergiearmut(エネルギー貧困)なる新語が造成され、夜逃げが頻発している。

この原発忌避の悲喜劇をこちらに並べてあります:

https://kenbouhoushi.blog.fc2.com/?q=Energiearmut

結局自然エネルギーによる発電は役立たず、かえってマイナスの側面をあぶりだし、相も変わらず天然ガスに頼らざるを得ないヨーロッパの自然バカ振りを嗤ってやろうではないか。

そして日本もこの原油価格上昇で寒い冬を迎えることになる。一昨日100リッターほど買った灯油はリッター98円。一般にガソリンは東京の方が長野県より安いが灯油はその逆。

この冬はクロマグロをビンチョウマグロに格下げしなければならないかも。

天に唾をするエントリかもネ。




産経ニュース
【世界の論点】天然ガス高騰 欧州危機

2021/10/25 10:00
板東 和正
小野田 雄一
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世界の論点

欧州経済を直撃する天然ガス価格の高騰を受けて欧州からは主な輸入元であるロシアが「供給量を絞っている」ことが一因だとして批判の声があがる一方で、プーチン露大統領は真っ向から否定している。欧州市場の天然ガス価格は昨年半ばの10倍以上の水準に達する状況で、欧州メディアはロシアの意図的な供給抑制を疑うとともに、同国への天然ガス依存を強めてきた欧州連合(EU)の政策に問題があると指摘している。



□欧州 露に依存したEUの責任

欧州メディアは、ロシアによる供給抑制が天然ガス価格高騰の要因の一つだとする主張を報じつつ、ロシアへのエネルギー依存を強めてきた欧州連合(EU)の政策責任を指摘し始めている。欧州が脱炭素化を急いだことで価格高騰を招いたとの報道もあり、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に気候変動対策への取り組みが危ぶまれている。

プーチン露大統領は13日、意図的な天然ガスの供給抑制を否定したが、欧州が抱くロシアへの疑念は依然として根強い。英紙フィナンシャル・タイムズは18日付(電子版)の記事で、露国営天然ガス企業のガスプロムが追加供給を実施する様子がないとの認識を示した。プーチン氏が13日に「供給を増やすよう求められれば、さらに増やす用意がある」と述べたことを指摘した上で、欧州側に出ていた11月の追加供給への期待に「水を差した」と報じた。

ロシアが天然ガスをドイツに直接送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」稼働を早期承認するよう欧州に圧力をかけているとの疑惑をめぐっては、欧州でも見解が分かれている。「拙速な責任の押しつけは慎むべきだ」(メルケル独首相)と静観する動きの一方、「ロシアは天然資源を活用し地政学的な譲歩を欧州から引き出そうとしている」(英与党・保守党の元議員)と警戒する声も目立つ。

こうした中、EUが天然ガス輸入の4割をロシアに依存する脆弱(ぜいじゃく)な体制を問題視する意見が出てきている。

フィナンシャル・タイムズは12日付(同)で「EUはここ10年間、ロシアへの天然ガス依存を強めてきた。EUは自らを責めるしかない」と断罪した。欧州では天然ガスの備蓄も不足している。同紙によると、ここ10年で英国の天然ガス備蓄が3分の2も減少し、冬の需要の4~5日分しかなくなったという。

多くの欧州諸国は二酸化炭素(CO2)排出量が多い石油や石炭から脱却する過程で、発電燃料として天然ガスを活用し風力発電などの再生可能エネルギーを増やしている。同紙は「脱炭素化への過渡期の燃料として果たすべき天然ガスの役割を無視してきた」と非難。天然ガスの調達対策を怠ってきたと問題視する。

また、価格高騰を招いた要因の一つは、風力発電が十分に機能せず、その不足分を補うために天然ガス発電で対応したことがある。16日付の英誌エコノミスト(同)は、再生エネはまだ化石燃料の「信頼できる代用品ではない」と指摘。「欧州の指導者たちが隠しているのは、エネルギー移行の危機だ」と強調した。(ロンドン 板東和正)



□ロシア 「価格操作疑惑」に猛反発

欧州の天然ガス価格高騰でロシアのプーチン政権は、「供給を抑制している」とする欧州側の疑念を完全否定している。国際エネルギー機関(IEA)も「ガス高騰はロシアとは無関係だ」との見解を示しているが、露専門家の中にはプーチン政権の作為を指摘する声がある。

プーチン露大統領は13日にモスクワで開かれたエネルギー関連の国際会議で「ロシアから欧州へのガス供給は(昨年より)15%増えている」と強調。「冷戦期でさえロシアは欧州にガスを供給し続けた」と述べ、意図的な供給抑制を否定した。プーチン氏は価格高騰は世界的な需要拡大が原因だとし、欧州の疑念は「分析を放棄した空虚な政治スローガンだ」と一蹴した。

多くの露メディアがプーチン氏の主張を報じている。

ただ、ロシアが天然ガスをドイツに運ぶ新たなパイプライン「ノルドストリーム2」稼働の早期承認を欧州当局に促すため、現在の天然ガス供給を絞って危機を作り上げているという欧州側の見方に同調する声もある。

露リベラル紙ノーバヤ・ガゼータ(電子版)は7日、「ガスプロム(露国営天然ガス企業)は恐喝する」と題し、露専門家のクルティヒン氏へのインタビューを掲載。同氏は最近、同社幹部から「欧州がノルドストリーム2の稼働を承認すればガスを追加供給する」との〝恐喝計画〟を聞いたという。

クルティヒン氏の主張は、①価格高騰は市場原理に基づいて始まったが、ガスプロムは欧州との追加供給契約を見送るなどして状況を悪化させている②露側にはノルドストリーム2の早期稼働を促す狙いや、同稼働をめぐり欧州内で起きた分断を深める政治的思惑がある―というものだ。

一方、IEAは9月下旬、ガス高騰に関するリポートを公表。ガス高騰の原因は、需要の回復や欧州での風力発電の低迷、世界各地での異常気象による電力需要の急増だとした。「ロシアは欧州との供給契約を履行している」とも評価し、事実上、欧州側の疑念を否定している。

第三国の専門家からも、ノルドストリーム2計画が頓挫しかねないリスクを冒してガスの価格操作を行う可能性は低いとの分析が出ている。

ロシアが欧州への追加供給に応じていないのは、ロシア自身が冬に向けた自国用のガス貯蔵に追われ、余力に乏しいためだとする見方も強い。実際、ノバク露副首相は15日、「ロシアはガス生産を最大能力で行っている」とし、「国内貯蔵が終わり次第、欧州への追加販売が可能になる」との見解を示した。(モスクワ 小野田雄一)



≪ポイント≫

・EUは10年で露への天然ガス依存を強めた

・脱炭素化の過程で天然ガスの役割が重要に

・露は冷戦期でも欧州へのガス供給を続けた

・ノルドストリーム2承認求め「恐喝計画」

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